可能性を見出して伸ばす

【可能性を見出して伸ばす】

 

さて、気持ち改めまして・・・

毎年1月になると、アメブロの
「公式ハッシュタグランキング」にランクインするんです。

 

＃特別支援学校

というハッシュタグをつけた、こちらの記事が、それ。

↓　　　↓　　　↓

『特別支援学校　高等部　受験〜準備編〜』

 

もう、5年も前の記事なのに・・・びっくりです。

 

それだけ、支援学校や知的障害の情報を書いている記事が少ないんでしょう。

当事者からしたら、本当に必要な情報で、藁をもすがる思いで検索しましたよ、当時の私も・・・

 

だから、長女で経験したことは、ブログに残そう！

そう思ったんです。次の誰かのお役に立てるかもしれないから。

 

なので、久しぶりに知的障害を持つ娘のことを書いてみようと思います。

 

 

この記事、すごいことを書いているわけでもなく、長女の受験記録みたいな内容なんですね(汗)

それでも、必要な方はいる、ということですね・・・

 

 

あれから5年。

 

長女は、社会人になって2年が過ぎようとしています。

思えば、コロナの大流行とともに始まった社会人生活でした。

 

 

まず、知的障害を持っている場合、特別支援学校高等部を卒業すると、ほとんどの子たちが就労します。不安いっぱいですよね・・・

 

専門学校や大学など、温かく迎えてくれる学ぶ場所が少ないから・・・

 

そうなると、高等部の３年間で、その子に合った就労先を見つけなければいけません。

 

と、その前に・・・

その子が、どんな仕事に向いているか？

可能性を見出さなければならないのです!!

 

 

（長女の通った学校を例にして）高等部のスケジュールで考えると・・・

 

●１年生で校外実習2回
主に職種の適応性を見ました。なので、2回の実習は全く別の職種へ実習に行きます。

 

●２年生で校外実習2回
1年生のときより、実習期間が2倍ほどに伸びます。
すでに希望職種が決まっている子は、その職種で2ヶ所。
まだ希望が決まっていない子は、迷っている職種を2つに絞り、それぞれ実習に行きます。

 

●3年生で2～3回の校外実習
これはほぼ、就労試験です！
3年生になってすぐに、希望職種と、できれば希望就労先を決めて実習に行きます。
なので、確認の意味で、同じ実習先へ2～3回。
実習期間も2～3週間通います。
ここで、もし受け入れられません、ということになると、新たな実習先を探すところから始まります・・・

 

最初に

『高等部の３年間でその子に合った就労先を見つけなければいけません』

と書きましたが、上の実習予定を踏まえると、

 

ほぼ2年間で、

◆どんな仕事に向いているか？可能性を見出す

◆その子に合った就労先を見つける

 

ここまでやらなければならない、ということになります・・・

 

長いようで短い3年間。
お子さまの可能性を、しっかりと見出しましょう!!

 

 

そのためにも、普段からお子さまが

何に興味があって
何をするのが好きで
何が得意で
何が苦手で
コミュニケーションはどの程度できて
指示を理解するにはどんな方法が良くて
・・・

 

お子さまの特徴、性格など、ひとつひとつ見極めていく必要があります。

 

その上で、

うちの子の可能性は何だろうか？？

 

ここをしっかりと把握しておきましょう。

 

得意なことを伸ばしていけて、それを仕事にできるなら、どんなに可能性が広がるでしょう！

 

 

得意なことなら、本人も自信を持ってやり切れます！

 

学校の先生が仰ることも重要ですが、最終的には、お子さまを一番理解している、ご家族や保護者の意見が一番重要なんです。

 

最初に、賃金やお休みのほうに目が行ってしまう方も多いですが、

まずは
「可能性が広がっていく」
選択を考えましょう。

 

 

お子さまにとって、ご家族にとって、最良の選択ができますように・・・

 

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

癒しと愛を込めて
いおまま

 

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